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BtoB戦略

漫画制作の内製と外注、8工程のどこから任せるかで決まる判断基準

漫画制作の内製と外注、8工程のどこから任せるかで決まる判断基準
漫画制作の内製と外注はどちらが得か 5工程で引く分割線と費用』のアイキャッチイラスト。5工程の板を前に分割線を検討する担当者と上司

「まずは社内で作れないか」。漫画制作の見積を社内で共有した途端、そう差し戻された経験はないでしょうか。内製と外注のどちらが安いかを比べるだけでは、この問いに答えを出せません。判断の単位を「1本まるごと」から「工程」に変えると、自社がどこまで社内で進められ、どこから先を任せるべきかが見えてきます。この記事では、漫画制作の8つの工程を内製と外注に切り分ける基準を整理します。あわせて、見積書に出てこない社内工数の計算方法と、内製で見落とされやすい著作権・二次利用の論点も扱います。読み終えたときに、上司と決裁者へ数字で説明できる材料が手元に残る構成にしています。

この記事の要点

  • 漫画制作の内製と外注は「1本まるごとどちらか」ではなく、制作8工程のどこで線を引くかで判断します。
  • 工程1〜3(ヒアリング・あらすじ・シナリオ)は自社が一次情報を持つため内製向き、工程5以降(ネーム・作画・修正)は再現性が要るため外注が有利です。工程4の画風確定が分岐点になります。
  • 内製は制作費がゼロに見えますが、実際の総額は社内工数の人件費換算+レビュー往復+他施策が止まる機会損失を積み上げて比べます。
  • 内製で最も見落とされるのは、生成AIやフリー素材を使った場合の商用利用と二次利用の範囲です。展示会の配布物は後から差し替えが利きません。
  • 多くのBtoB企業に当てはまる現実解は、シナリオまでを内製し、ネーム以降を外注するハイブリッドです。

この記事が役に立つ人

  • 社外に配る漫画を検討していて、上司から「まず社内で作れないか」と差し戻された方
  • 年間で複数本を継続的に作る前提で、内製と外注のどちらに寄せるかを決めたい方
  • 複数社の見積を同じ条件で比べる軸を決めたい方

この記事が向かない人

漫画制作の内製と外注、「まずは社内で作れないか」で判断を誤る理由

「これ、うちでできないの?」と上司に問われ、答えに詰まるマーケティング担当者の1コマ漫画

漫画制作の内製化は、多くの場合この一言から検討が始まります。展示会や採用サイトで使う漫画の見積を集めて社内会議で共有したところ、「生成AIのツールで作れないの?」と差し戻されることがあります。予算を承認する側から見れば当然の確認ですが、ここから先の進め方を誤ると、企画そのものが止まります。

判断を誤らせるのは、内製か外注かを「1本まるごとどちらでやるか」の二択に置いてしまう考え方です。二択にすると、選択肢は全部を自社制作で仕上げるか、全部を外に出すかの2つしか残りません。試しに社内で作り始めて途中で止まった場合、成果物が中途半端な状態で残り、企画を再提案しにくくなります。

実際の漫画の制作フローは、当社の進め方でも8つの工程に分かれています。工程ごとに求められるスキルも、自社が持っている情報の量も違います。課題整理やシナリオのように自社が最も強い工程がある一方で、作画のように社内で再現するのが難しい工程もあります。判断の単位を1本から工程に下げれば、どこまで社内で進め、どこから先を任せるかという設計ができます。

費用だけで比べると見落とす軸も2つあります。同じ水準を毎回出せるかという安定性と、できあがった漫画を配布・転用してよいかという権利です。この2つは初期費用の比較には表れませんが、社外に配る用途ほど後から効いてきます。

漫画制作の内製と外注では何が変わるのか?費用・社内工数・品質・権利の4軸

内製(インハウス制作)と外注(アウトソーシング)の違いを整理すると、変わるのは次の4点に集約されます。

比較軸内製外注
初期費用制作費の支払いは発生しないページ単価×ページ数。漫画制作会社によって費用相場に幅がある
社内工数企画から作画・修正まで自社が抱えるヒアリングと確認・承認が中心
品質の安定担当者個人のスキルに左右される制作体制とチェック回数で担保する
権利・商用利用使用した素材やツールの規約を自社で確認する契約で権利の帰属と二次利用の範囲を定める

この4軸のうち社内で議論になりやすいのは初期費用ですが、判断を分けるのは残りの3つです。内製は初期費用がゼロに見える一方で、社内工数・品質の安定・権利がすべて自社の負担と責任に移ります。外注は初期費用が固定される代わりに、この3つを契約と制作体制に移せます。

費用:見積書に載る金額はどこまでか

外注費を比べるときは、ページ単価だけを並べても判断できません。原稿料が別建てか、修正は何回まで含むか、納品後の二次利用がどこまで認められるかで、実質の総額が変わります。

費用相場としては、当社が把握している範囲で、一般的な制作会社が1件あたり50〜100万円という水準です。当社の単価は、5本セットで1ページ16,600円、3本セットで17,900円、1本のみで19,800円です。これに1本あたり19,800円の原稿料が加わります。5本セットで10ページを制作する場合は約18.5万円からとなり、一般的な相場と比べると2分の1から5分の1のレンジに収まります。見積を比べる際は、この「単価に何が含まれ、何が別途か」を各社へ同じ質問で確認しておくと、後から総額が動きにくくなります。価格帯そのものの内訳は漫画制作費用の相場で詳しく整理しています。

品質:一定の水準を「毎回」出せるかどうか

内製で最初につまずくのは、1本目ではなく2本目です。1本目は担当者が時間をかけて仕上げられても、2本目でコマごとに登場人物の顔が変わる、線の太さや色のトーンが揃わないといったずれが出ます。作画は感覚の問題ではなく、同じ絵柄を再現し続けられる仕組みの問題です。担当者の異動や退職で続きが作れなくなる属人化も、内製を選ぶ場合には想定しておく必要があります。引き継ぐ相手が同じ絵柄を再現できなければ、シリーズとして続けてきた漫画はそこで止まります。社内に残すノウハウを「描く技術」ではなく「何をどう伝えるかの設計」に置くと、担当者が変わっても資産が残ります。

漫画制作の8工程のうち、社内で完結できるのはどこまでか?

漫画制作の5工程フロー図。企画・シナリオは事業理解、ネーム以降は漫画表現の経験値が効くという切り替わりを破線で示している

結論から述べると、社内で無理なく完結できるのは工程3のシナリオ作成までです。漫画の制作フローを工程に分解すると、内製に向く工程と、外注が有利な工程がはっきり分かれます。ここからが判断の中心です。

#工程内容内製のしやすさ
1ヒアリング伝えたい課題と読者を整理する内製向き
2あらすじ作成全体のストーリーを設計する内製向き
3シナリオ作成場面展開とセリフに落とす内製向き
4画風確定絵柄と世界観を決める分岐点
5ネーム作成コマ割りをラフで仮組みする外注が有利
6マンガ制作作画と仕上げを行う外注が有利
7初稿提出・修正初稿を確認し修正を反映する外注が有利
8最終納品完成データを受け取る

工程1から3までと工程5以降で、性質が変わります。前半は「何を伝えるか」を決める工程で、自社が一次情報を持っています。後半は「どう見せるか」を形にする工程で、再現性のある技術と体制が要ります。その中間にある工程4の画風確定は、自社の意向と制作側の提案がぶつかる分岐点にあたり、どちらが主導するかを決めておくと後工程が滞りません。当社が独自の制作メソッドのハイブリッド体制で制作している次世代ニューマンガでも、構成の設計とネームの判断は人が担当しています。ここは効率化の対象にしにくい工程だからです。工程ごとの進め方はビジネス漫画制作の完全ガイドで網羅的に解説しています。

ヒアリングとシナリオ:自社が最も強い工程

工程1から3は、外に出しても結局は自社が材料を用意することになります。商品説明の漫画であれば、どの機能が競合と違い、どの誤解が現場で起きているかを知っているのは自社です。採用漫画であれば、候補者が面接で必ず聞く質問や、入社後にギャップが生まれやすい点を把握しているのも自社です。

この3工程を社内で書いてから相談に進めると、方向性のずれが最初から小さくなります。文章として整っている必要はなく、箇条書きのメモでも構いません。伝えたいことを1つに絞る作業をここで済ませておくと、後工程の判断が速くなります。

ネーム:手戻りが最も集中する分岐点

内製が止まりやすいのは、工程5のネームです。ネームはコマ割りとセリフの配置を仮組みする設計図にあたり、ここで全体の読みやすさがほぼ決まります。ネームの前提になる話の組み立て方は、漫画のプロットの書き方と5要素で解説しています。

手戻りが集中する理由は、この段階で初めて関係部署の意見が具体化するからです。営業部は「もっと機能を入れてほしい」と言い、法務部は表現の言い換えを求め、経営層は「うちらしさが出ていない」と指摘します。文字だけのシナリオでは出てこなかった要望が、絵の形になった瞬間に一斉に出ます。

社内でネームを描く場合、この調整をデザインの経験がない担当者が引き受けることになります。修正のたびに描き直しが発生し、当初の想定を大きく超える時間がかかります。ネームまでを外に出す判断は、絵が描けるかどうかではなく、この調整を誰が引き受けるかの判断です。

作画以降:品質の再現性が壁になる

全内製・ハイブリッド・全外注の3パターンを、5工程のどこに分割線を引くかで示した図。最も一般的なのはシナリオとネームの境目

生成AIで漫画のコマを作る環境が整ったことで、作画までを社内で完結させようとする動きは増えています。1枚のイラストを作るだけであれば、実際に短時間で仕上がります。

壁になるのは、コマをまたいだ一貫性です。求められるのは、同じ登場人物が10ページにわたって同じ顔・同じ服装で登場し、感情だけが変わっていく状態です。これを保つには、生成した画像を選別し、破綻した部分を描き直す工程が必ず入ります。さらに、社内レビューで「この表情を変えてほしい」と指摘されたときに、その1コマだけを直せるかどうかが分かれ目です。作り直すたびに全体の絵柄が変わってしまう場合、修正が入るほど品質が落ちていきます。

内製の社内コストはどう計算するのか?見積書に出てこない3つの費目

「内製のほうが安い」という前提を検証するには、社内工数を金額に換算する必要があります。計算自体は難しくありません。自社の人件費を年間の労働時間で割って1時間あたりの単価を出し、工程別の想定時間を掛けるだけです。

積み上げる対象は次の3つです。

  • 企画・あらすじ・シナリオの作成時間
  • ネーム以降の作図と修正にかかる時間
  • 社内レビューの往復に費やす関係者全員の時間

このうち総額を最も動かすのは3つ目のレビュー往復です。前の2つは作業量から見積もれますが、レビューは何回で終わるかを事前に読めません。社外に配れる品質へ到達するまでに何往復が必要かは、経験のない状態では想定しにくい部分です。

判断材料として、当社は納品までに6段階の品質チェックを設けています。内訳は社内で10回以上、発注元による確認で5回以上です。この回数は、配布物として問題のない水準まで引き上げるために実務上必要な往復数の目安になります。社内で同じ回数のレビューを回す場合、関係者の時間がその分だけ積み上がります。納期も同様で、レビュー回数が読めない状態では逆算が効かなくなります。

金額に換算しにくいコストも1つあります。担当者が制作に張り付いている間、本来担当していた広告運用やコンテンツ企画が止まるという点です。漫画1本のために2週間分の稼働を確保した結果、その月の他の施策が後ろ倒しになるのであれば、その遅れも内製を選んだコストの一部です。外注費と比べるべき対象は、制作にかかる時間だけではありません。制作用のツールや素材サービスを契約した場合の月額費用も、使い続ける限り積み上がっていきます。

工程ごとの想定工数と外注費を並べた比較は、用途と必要な本数さえ決まっていれば短時間で作れます。自社の条件で試算した数字を持っておくと、社内での説明が感覚の話から金額の話に変わります。決裁の金額基準を超えて稟議が必要になる場合も、同じ条件で複数社の見積を揃えておくと、この比較表がそのまま申請書の根拠資料になります。当たりをつけたい段階であれば、無料相談で工程の分担と概算を確認しておくと、比較の土台が揃います。

社内で作った漫画は、そのまま配布・二次利用してよいのか?

内製の見積りに乗る制作作業と、実際にかかる工数の対比図。学習コスト・確認と修正の工数・属人化のリスクが積み上がる構造

社内で作った漫画をそのまま配布・二次利用できるかどうかは、制作に使ったツールと素材の規約によって決まります。費用と並んで確認しておきたいのが、この権利の扱いです。『漫画制作の内製と外注、「まずは社内で作れないか」で判断を誤る理由』で挙げた、初期費用の比較には表れない2つ目の軸がこれにあたります。

社内で制作する場合、使用したツールや素材の規約を自社で確認する責任が生じます。生成AIのサービスは商用利用の可否や生成物の扱いが提供元ごとに異なり、規約の改定も行われます。フリー素材を組み合わせた場合は、素材ごとに再配布や加工の条件が違います。展示会で配る印刷物やSNSに投稿した画像は、後から差し替えが利きません。営業資料に組み込んだ後で使用範囲の問題が見つかると、資料の回収まで話が広がります。著作権の考え方は漫画著作権の新常識でも整理しています。

当社が制作面で著作権のリスクをゼロにするために取っている体制は3つです。1つ目は、フリー素材の組み合わせではなくゼロから描き起こす原画資産方式です。2つ目は、弁護士によるリーガルチェック体制です。3つ目は、既存IPを一切参照しないことです。この3点により、他社作品との被りや権利侵害の懸念を抱えずに、納品後の二次利用まで自由に展開できます。

外注する場合も、契約の段階で確認しておく項目は決まっています。完成した漫画の権利がどちらに帰属するか、二次利用が認められる媒体と期間はどこまでか、キャラクターや文言を後から改変してよいか。この3点を発注前に揃えて質問すると、各社の条件を同じ土俵で比べられます。単価が安く見えても二次利用のたびに追加費用が発生する契約であれば、複数の媒体で使う前提の場合は総額が逆転します

権利の設計は、使い回せる範囲を決める作業でもあります。1本の漫画は、採用サイト・営業資料・SNS投稿・展示会のパネルへと展開できます。ただし、こうした展開が最初から可能かどうかは、制作方法と契約の両方で決まります。1本あたりの費用をいくつの用途で割れるかを考えると、権利は費用の話と直接つながっています。

自社はどのパターンか?本数・用途・社内リソースで決める3類型

ここまでの4つの軸と8工程を踏まえると、判断は3つのパターンに整理できます。

パターン成立する条件向いている用途
A:全内製年間の必要本数が少なく、社内に描ける人がいて、配布範囲が社内に限られる社内向けの研修マニュアル、SNSの軽い4コマ
B:シナリオ内製+ネーム以降を外注伝えたい内容は自社が持っているが、作画の体制がない商品説明、採用漫画、営業資料
C:全外注社内に工数の余力がなく、社外に配る品質と納期が決まっている展示会の配布物、採用サイト、広告

多くの企業に当てはまるのはパターンBです。前半の工程で自社の一次情報を活かし、後半の再現性が要る工程を任せる形が、費用と品質のバランスを取りやすくなります。パターンCを選ぶのは、社内に工数を割ける人がいない状態で、社外に配る品質と納期が先に決まっているときです。パターンAで進める場合の具体的な手順は、4コマ漫画の簡単な作り方で扱っています。

パターンを分けるもう1つの基準が、用途ごとに求められる品質の水準です。社内向けの研修マニュアルであれば、多少の絵柄のぶれは業務に影響しません。一方で、採用漫画や営業資料のように社外の目に触れるものは、内容以前に見た目で信頼度が判断されます。同じ「漫画を作る」でも、許容できるぶれの幅が違います。

納期の見通しも判断材料になります。当社の場合、シナリオが確定した後の制作は最短2週間です。社内で進めるときは、担当者が通常業務と並行する前提になります。外注であれば「シナリオ確定後は最短2週間」という基準を置けますが、内製の場合はこれに相当する目安を自社で持つところから始まります。この期間を基準に自社のスケジュールと突き合わせておくと、現実的な計画が立てられます。

5工程のどこで線を引くかに気づいたマーケティング担当者の1コマ漫画。企画とシナリオは社内、ネーム以降は外注という分割

パターンBを選ぶ場合、どの工程から渡すかによって見積が変わります。シナリオまで自社で用意するのか、あらすじの段階から相談するのかで、費用も期間も動きます。無料相談では、手元の材料がどこまで揃っているかをお伝えいただければ、分担の切り方と概算をその場で整理できます。

内製と外注について、発注前によく聞かれること

上司に「まず社内で作ってみて」と言われた場合、どう説明すればいいですか?

工程を分けた表を作り、社内で担当する工程と外に出す工程を並べて示す方法が有効です。「やる・やらない」ではなく「どこまでやるか」の話にすると、議論が前に進みます。具体的には、シナリオまでを社内・ネーム以降を外注とした場合の見積と、全工程を内製した場合の社内工数を人件費に換算した金額を並べます。金額が近い場合は、品質を毎回そろえられるかと、配布・二次利用に耐える権利の設計ができるかという2つの軸を添えると、判断材料が揃います。

途中まで社内で作った原稿を、外注に引き継げますか?

引き継げます。シナリオやあらすじの段階の材料であれば、そのまま活かせます。ネームや作画の途中から引き継ぐ場合は絵柄を合わせる作業が入るため、どの段階の成果物があるかを最初に共有してください。

社内にデザイナーがいる場合も、外注する意味はありますか?

デザインと漫画のコマ運びは別の技術です。1枚のビジュアルを整えることと、10ページで読者を最後まで引っ張ることでは、必要な設計が異なります。社内のデザイナーには画風の監修や既存の販促物との整合に入ってもらい、コマ割りと作画を外に出す分担が現実的です。

外注すると、ノウハウが社内に残らないのではないですか?

シナリオまでを社内で担当していれば、どう伝えれば読まれるかの設計は社内に蓄積します。作画の技術だけが残っても次の企画には直接つながらないため、残したいノウハウがどちらかを先に決めておくと判断しやすくなります。継続的に発注する場合は、ネームに対して出した修正指示を社内に記録しておくと、2本目以降の指示が速くなります。伝え方の設計は社内、再現の技術は外部という分担が、最も無理なく続きます。

最小の単位でどこまで試せますか?

1本から発注できます。本数をまとめるとページ単価は下がりますが、まず1本で反応を見てから展開する進め方も選べます。漫画制作会社を比較する際は、この最小単位も揃えて確認しておくと総額を比べやすくなります。あわせて、1本目で使う用途は1つに絞っておくと成果の判断がしやすくなります。採用サイトと展示会の両方へ同時に出すと、どちらが効いたのかを切り分けられなくなるためです。

まとめ:決めるのは「内製か外注か」ではなく「どの工程から外注するか」

漫画制作の内製化を検討するときに答えを出すべき問いは、内製か外注かではありません。8つの工程のうち、どこまでを自社で進め、どこから先を任せるかです。

判断の軸は4つでした。初期費用に加えて、社内工数を人件費に換算した金額、同じ品質を毎回出せる体制の有無、そして配布と二次利用に耐える権利の設計ができているかどうかです。このうち後半の3つは見積書の金額欄に表れないため、意識して確認する必要があります。

現実的な答えは、多くの場合シナリオまでを社内で書き、ネーム以降を任せるハイブリッドの形になります。自社の本数・用途・社内リソースを整理したうえで、工程の分担と概算を無料相談で確認してみてください。

執筆・監修:ビズマンガ編集部

BtoB企業向けの「次世代ニューマンガ(独自の制作メソッド)」コンテンツ制作サービス。営業資料・採用・LP・ホワイトペーパー領域でCVR最大5.4倍/CTR最大25倍の改善実績。6段階の品質チェック体制(社内10回以上+客先5回以上)と最短2週間納品で、多様な業種のBtoBクライアントに伴走しています。本記事は現場で蓄積した一次情報をもとに、編集部が構成・執筆しました。

本記事の作成方法:自社の制作フロー(全8工程)、6段階の品質チェック体制、公開している料金体系という一次情報をもとに編集部が構成しました。記載した数値・体制はすべて社内の確定データと照合しています。外部の調査データや他社記事からの引用は使用していません。