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BtoB戦略

ビジネス漫画の種類とは?目的別に選ぶ7タイプと費用相場の早見表

ビジネス漫画の種類とは?目的別に選ぶ7タイプと費用相場の早見表
記事タイトル「ビジネス漫画の種類|目的別に選ぶ7タイプと費用相場」のアイキャッチ。複数の漫画から目的に合う1種類を選び取るマーケ担当のイラスト

「ビジネス漫画を作ってみたいけれど、種類が多すぎて自社は何から手をつければいいのか分からない」——そう思って検索すると、出てくるのは『宇宙兄弟』のような”読むと学びになる作品”の紹介ばかり、という場面はよくあります。この記事では、企業が制作・発注するビジネス漫画にどんな種類があるかを一枚で整理し、「採用・販促・研修・認知」という目的から最適な種類を逆引きする方法を、費用・納期の目安までまとめてご紹介します。読み終えるころには、自社がまず作るべき1種類を、根拠を持って選べるようになります。

「ビジネス漫画の種類」は”読む作品”ではなく”自社が作る漫画”で考える

検索結果に漫画の書影が並ぶPC画面を見て「うちはどの種類を作ればいいんだ?」と頭を抱えるマーケ担当の1コマ漫画

「ビジネス漫画の種類」で検索すると、大きく2つの意味が混ざって出てきます。1つは『宇宙兄弟』や『サンクチュアリ』のように”ビジネスパーソンが読むと学びになる作品”、もう1つが、企業が自社の課題解決のために制作・発注するビジネスマンガです。この記事が扱うのは後者、つまり自社が作る側の漫画の種類です。読む作品を探しているのか、作る種類を知りたいのか——ここが曖昧なまま情報を集めると、判断の軸が定まりません。

企業が作る漫画の種類には、採用向けのものから商品説明、社内研修用まで幅広い選択肢があります。ただ、種類の一覧を眺めるだけでは「で、自社はどれを作ればいいのか」という肝心の問いには答えが出ません。種類を”なんとなく話題だから”と選んでしまうと、作ったものの反応が薄く、社内で「結局あれは何だったのか」と問われる結果になりがちです。

そこで本記事では、企業マンガの種類を目的別に逆引きする形で整理します。「採用したい」「売上を伸ばしたい」「研修を浸透させたい」「認知を広げたい」という達成したいゴールから入り、それに合う種類を選ぶ形です。この順序であれば、種類の多さに迷わず、社内にも「この目的だからこの種類を選んだ」と説明できます。まずは全体像から見ていきましょう。

企業が作るビジネス漫画の主な種類を一枚で把握する

企業が制作するビジネス漫画(企業漫画)は、目的に応じて主に次の7タイプに整理できます。まずは代表的な種類と、それぞれが何を伝えるためのものかを一覧で確認してください。

種類主に伝える内容よく使われる場面
創業ストーリー漫画創業者の想い・会社の歴史会社紹介・採用・周年記念
採用漫画職場の雰囲気・働く人の姿採用面接・採用LP・SNS
導入事例・顧客の声漫画既存顧客の活用実態と成果提案資料・商談・HP
How to漫画ノウハウ・手順の解説オウンドメディア・マニュアル
商品説明漫画商品・サービスの特徴と使い方HP・LP・展示会
研修マニュアル漫画社員教育・業務手順社内研修・マニュアル
社長・プロフィール漫画経営者の人物像・理念名刺・SNS・メディア露出

この7タイプが土台ですが、実務ではさらに細かく分かれ、当社では用途別に16パターンの漫画コンテンツを整理しています。とはいえ、最初から16通りをすべて覚える必要はありません。細分化されたパターンも、突き詰めれば上の7タイプのいずれかに属します。まずは全体像として7タイプを押さえ、「自社の目的に近いものはどれか」という視点で眺めれば十分です。全体を俯瞰してから絞り込むと、後になって「もっと合う種類があったのでは」と迷い直すことも減ります。

ここで1つ整理しておきたいのが、「種類」と「フォーマット」は別のレイヤーだという点です。採用漫画や商品説明漫画といった”種類”は「何を伝えるか(コンテンツの目的)」を指します。一方、4コマ・1コマ・縦読み(スマホ向け)・ストーリー漫画といった”フォーマット”は「どう見せるか(表現の形式)」を指します。たとえば同じ採用漫画でも、SNSで拡散したいなら4コマや1コマ、じっくり読ませたいならストーリー漫画、というようにフォーマットは掲載する媒体や読ませたい深さに応じて選び分けます。この区別を最初に押さえておくと、「縦読みにするか横読みにするか」といった表現の話と、「採用漫画を作るか商品説明漫画を作るか」という種類の話が混ざらず、検討が整理されます。

つまり、漫画コンテンツの設計は「種類(何を伝えるか)を目的から決め、その後にフォーマット(どう見せるか)を媒体に合わせて選ぶ」という2段構えになります。マンガ制作を検討し始めた段階では、まず種類の選定に集中し、フォーマットは次の判断として切り分けると、選択がぐっとシンプルになります。次章では、その種類選定の入り口となる「目的の整理」から見ていきます。

種類を選ぶ前に決める「目的」——採用・販促・研修・認知の4象限

採用・販促・研修・認知の4目的を社外/社内×認知/成果の2軸で配置した2×2マップの図解

種類の多さに迷ったときに立ち返るべきなのは、「どの種類が流行っているか」ではなく「自社は何を達成したいか」です。BtoB企業がビジネス漫画に取り組む目的は、大きく次の4つの象限に整理できます。

1つ目は採用です。求人媒体の文字情報だけでは伝わらない職場の空気や働く人の表情を届け、応募意欲につなげたいケースです。2つ目は販促・売上で、商品やサービスの価値を分かりやすく伝え、問い合わせや購入につなげたい場面です。3つ目は研修・社内浸透で、業務手順や理念を社員に理解・定着させたいケース。4つ目は認知・ブランディングで、会社や経営者の存在を広く知ってもらい、記憶に残したい場面です。

この4象限のどこに自社の課題があるかが決まれば、選ぶべき種類は自然に絞り込まれます。逆に、目的が定まらないまま「とりあえず話題の漫画ジャンルを1本」と発注してしまうと、作ったものが誰の何のためのコンテンツなのか曖昧になり、成果を測る指標も立てられません。これが、種類を”なんとなく”選ぶと成果が出ない理由です。

当社に寄せられる制作のご相談でも、「どの種類がいいか」から入るより「何を達成したいか」から入っていただいた方が、企画がぶれず、結果として反応につながりやすい傾向があります。ビジネス漫画をマンガマーケティングの一手として機能させるには、種類選びの前に目的を1つに絞る——この順序が出発点になります。それでは、目的別に最適な種類を逆引きしていきましょう。

目的別に最適な種類を逆引きする早見表

目的から推奨種類・活用場面へ矢印でつなぐ、ビジネス漫画の種類の逆引きフロー図解

先ほど整理した「採用・販促・研修・認知」の4象限から、最適な漫画の種類を逆引きできる早見表が次の通りです。「自社の目的」の行を見れば、推奨される種類・活用場面・期待できる主な効果が一目で分かります。

自社の目的推奨される種類主な活用場面期待できる主な効果
採用したい採用漫画/会社紹介漫画採用面接・採用LP・SNS認知拡大・応募意欲の向上
販促・売上を伸ばしたい商品説明漫画/導入事例漫画/マンガLPHP・LP・提案資料・展示会理解促進・CVR改善
研修・社内に浸透させたい研修マニュアル漫画/How to漫画社内研修・マニュアル理解・記憶定着の向上
認知・ブランディングしたい創業ストーリー漫画/社長プロフィール漫画SNS・名刺・展示会・メルマガ認知拡大・記憶への定着

それぞれの目的について、なぜその種類が向くのかを補足します。

採用が目的の場合、第一候補は採用漫画と会社紹介漫画です。求人票では伝わりにくい職場の雰囲気や社員の人柄を物語として見せられるため、候補者の応募意欲を後押しできます。採用面接での配布資料、採用LP、SNSでの発信と相性がよい種類です。当社の制作実績でも、採用・認知領域のクリエイティブでクリック率(CTR)が従来の静止画比で最大25倍に達した事例があります。SNSでの初速を重視するなら、拡散しやすい1コマや4コマのフォーマットと組み合わせるのが有効です。

販促・売上が目的なら、商品説明漫画・導入事例漫画・マンガLPが候補になります。多機能で言葉だけでは伝わりにくい商材ほど、使う場面を物語で見せる漫画が効きます。商談で使う提案資料には導入事例漫画や営業資料漫画を、Webでの獲得にはマンガLPを、という使い分けが基本です。当社の制作実績では、マンガLPの導入によってコンバージョン率(CVR)が最大5.4倍まで改善した事例があります。読者を入口で離脱させず、最後まで読ませて行動につなげたい場面で選ばれる種類です。

研修・社内浸透が目的なら、研修漫画(研修マニュアル漫画)やHow to漫画が適しています。手順や理念は文字のマニュアルだと読み飛ばされがちですが、漫画にすると読了率が上がり、記憶にも残りやすくなります。物語を介した情報は、文字だけの情報と比べて記憶に残りやすいことが認知科学の分野で知られています。研修は「読ませて終わり」ではなく「覚えて行動が変わる」ことがゴールのため、この記憶への残りやすさが意味を持ちます。

認知・ブランディングが目的なら、創業ストーリー漫画や社長プロフィール漫画が候補です。会社の歴史や経営者の想いは、事実の羅列よりも物語として届けた方が記憶に残ります。ビジュアルを使った表現は、文字だけの説明よりも印象に残りやすく、短い接触でも伝えたいことを届けやすくなります。名刺・SNS・展示会・メルマガといった、短い接触で印象を残したい場面で力を発揮します。

なお、リード獲得やナーチャリングを目的にする場合は、資料ダウンロード用のホワイトペーパー漫画という選択肢もあります。目的が明確になれば、このように種類は一意に近い形で絞り込めます。次は、選んだ種類を実際にいくらで・どれくらいの期間で作れるのかを見ていきます。

種類ごとの費用・納期と「まず1種類」の選び方

種類が絞れたら、次は「いくらで・どれくらいで作れるか」です。ビジネス漫画の費用相場は制作会社によって幅がありますが、大手の制作会社では1件あたり50〜100万円、納期は2〜3ヶ月が一般的です。当社の場合、ページ単価は5本セットで16,600円から、単品なら19,800円(別途、原稿料が1本あたり19,800円)で、大手と比べて2分の1から5分の1程度の費用に収まります。納期は、シナリオ確定後の当社作業で最短2週間です。価格を抑えつつ、社内10回以上・客先5回以上の合計6段階の品質チェックで仕上げます。

種類ごとの費用・納期の目安を整理すると、次のようになります。

始め方向くフォーマット・種類費用・納期の目安
小さく試す1コマ・4コマ/SNS向け低コスト・短納期で着手しやすい
標準的に作るストーリー漫画(採用・商品説明など)5本セット16,600円/P〜・最短2週間
展開まで作るマンガLP・ボイスコミックLP制作+187,000円・ボイスコミック+148,000円

費用を左右するのは、主にページ数と種類・フォーマットです。1コマや4コマは1点あたりの制作範囲が小さいため着手しやすく、ストーリー漫画やマンガLPはページ数と設計の手間が増えるぶん費用も上がります。同じ「採用漫画」でも、SNS向けの1コマで始めるか、採用LP用のストーリー漫画で作り込むかで、必要な費用と納期は大きく変わります。

初めての1本は、いきなり大型のストーリー漫画やマンガLPから入るより、1コマ・4コマのような小さいフォーマットで反応を確かめる進め方が安全です。SNSで1コマを1本試し、反応を見てからストーリー漫画やLPへ広げれば、高額・長納期の失敗を避けられます。最も課題が大きい目的に対して、最も小さく試せる種類から始める——これが選び方の基本です。読者の反応という事実を1つ得てから投資を広げるほうが、社内での次の予算も通しやすくなります。

もっとも、自社の目的・予算・使いたい媒体によって最適な種類と費用は変わります。冒頭で触れた「なんとなく選んで成果が出ない」状態を避けるには、自社の状況に合わせて種類・費用・納期を具体的に見積もるのが近道です。ビズマンガの無料相談では、目的をうかがったうえで最適な種類と概算費用・納期をその場で整理できます。お見積りやご提案は無料です(無料相談を申し込む)。

1本を複数の種類・媒体へ多面展開して費用対効果を上げる

1本のオリジナル漫画データが採用LP・SNS・展示会・提案資料などへ放射状に展開する多面展開の相関図

種類を1つ選んで作ったら、それを1回使って終わりにするのはもったいない使い方です。ビジネス漫画は、1つのオリジナルデータから複数の媒体・用途へ展開できるのが強みだからです。

たとえば会社紹介漫画を1本作れば、そのコマを採用LPに載せ、SNSで小分けに投稿し、展示会のパネルにし、提案資料の一部として営業でも使う、といった多面展開が可能です。1つの制作物を複数の接点で活かせるため、1本あたりの費用対効果は使うほど高まります。これは、コンテンツマーケティングにおいて「作る量」より「作った資産をどう回すか」が効いてくるという考え方とも一致します。

多面展開ができる前提になるのが、著作権の扱いです。当社のマンガ制作は完全オリジナルで描き起こし、著作権は譲渡・二次利用フリーのため、後から用途を追加しても追加の権利処理が発生しません。展開を後押しするオプションもあります。たとえば、SNS各種の縦横比に合わせるSNSリサイズ(+18,500円)、音声・動画化するボイスコミック(+148,000円)、漫画とランディングページを一体化するLP制作(+187,000円)などです。

最初に「予算内で最大の効果を出したい」と考えるなら、単発で1種類を作って終わるのではなく、1本を複数の目的・媒体へ回す前提で設計しておくのが得策です。種類を選ぶ段階から「この漫画をどこで再利用するか」まで見据えておくと、投資が無駄になりません。

まとめ:種類は「目的から逆引き」で選べば迷わない

ビジネス漫画の種類は数多くありますが、選び方はシンプルです。「どの種類が流行っているか」ではなく「自社は採用・販促・研修・認知のどれを達成したいか」という目的から逆引きすれば、作るべき種類は自然に1つに絞られます。まずは目的を1つに決め、それに合う種類を選び、小さいフォーマットから試し、反応を見て多面展開へ広げる——この順序であれば、種類の多さに迷うことも、社内で選定理由を問われて困ることもありません。

自社の目的に対してどの種類が最適か、費用や納期はどれくらいかを具体的に知りたい場合は、目的をうかがいながら一緒に逆引きするのが最短です。ビズマンガでは、企業の課題を「次世代ニューマンガ(独自の制作メソッド)」の制作でかたちにしています。どの種類から始めるべきか迷ったら、無料相談でお気軽にご相談ください(無料相談を申し込む)。

執筆・監修:ビズマンガ編集部

BtoB企業向けの「次世代ニューマンガ(独自の制作メソッド)」コンテンツ制作サービス。採用・営業資料・LP・研修・会社紹介など多様な用途の漫画を、1ページ16,600円〜・最短2週間で制作します。6段階の品質チェック体制(社内10回以上+客先5回以上)と、CVR最大5.4倍/CTR最大25倍の改善実績で、多様な業種のBtoBクライアントに伴走しています。本記事は現場で蓄積した一次情報をもとに、編集部が構成・執筆しました。